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 日本ホームプロダクト株式会社

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地面師
今年8月に大手ハウスメーカーが土地取引で詐欺に遭い63億円を騙し取られたと報道がありました。バブル時代に暗躍した〝地面師〟が20年を経て再び動きだしたというのです。

〝地面師〟とは「他人の土地を自分のもののように偽って第三者に売り渡す詐欺師」をいいます。今回のケースでは土地所有者の身分証明書(パスポート)と印鑑証明書を偽造したうえで、土地所有者本人と偽った人物とその代理人として弁護士、土地の斡旋を行ったブローカーなどの人物が登場しています。まさに振り込め詐欺と同じようなメンバー構成ですね。

通常、土地取引とは土地の売買契約を締結する時に手附金を支払い、期日を決めて土地代金に支払いと引換えに土地の所有権を移転するという流れです。土地の所有権移転は〝登記(とうき)〟という手続きによって、その土地の所在する管轄法務局に申請を行います。この所有権移転登記に必要な物が1.土地の権利書(現在は登記識別情報) 2.所有者の印鑑証明書 3.印鑑登録の印(実印) 4.本人確認書類(身分証明書:免許証・パスポートなど)です。なお、この時には土地所有者、購入者、不動産仲介者、司法書士が立会います。

土地の取引で時々あるのが「権利書の紛失」です。土地の権利書が無くてもその権利は法務局に登記されているので司法書士が本人確認を行うことによって所有権移転登記が出来てしまいます。以前の仕組みでは「保証書制度」という手続きによって2人以上の所有者本人の証明が必要でしたが、平成17年3月に廃止され「資格者代理人による本人確認制度」が導入されました。ここでいう資格者が弁護士や司法書士などです。

ですから、1.権利書を紛失と言う 2.所有者の身分証明書を偽造 3.印鑑証明書を偽造、をすれば善意の司法書士でも騙すことができてしまう、かもしれません。地面師グループが偽の司法書士まで手配することも考えられますが、一般的な取引では司法書士は買主が手配するので、司法書士ごと騙すのが常套手段なのでしょうね。そして、買主が偽の土地所有者(地面師)に土地代金を支払って取引が終わり散会した後、司法書士が法務局へ登記申請をするが受理されなかった時点で、初めて騙されたと気付く・・・という訳です。そう、土地代金の支払いと登記申請には若干のタイムラグがあるのです。それは代金の支払いは銀行で行う場合がほとんどだからです。
ー---地面師の話はまだまだ続く。
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テーマ:住宅・不動産 - ジャンル:ライフ


コメント

そう、地面師は相場よりも安い金額を提示します。
不信に思われないように、急いでいる、とか内密で処分したい、とかの理由をつけるのでしょう。
買主としてはのどから手が出るくらい欲しかった土地だった・・・みたいです。
ん?っと思った部分もあったようですが、マサカが勝ったのでしょうね。
不動産には掘出し物は決してありません。これだけを肝に命じておけばダイジョウブ。
[2017/10/12 09:28] URL | Mr.宅造 #SzVzNX6k [ 編集 ]


“オイシイ”話だったのでしょうか、ね…。
取引の流れの中で、んん!?と思う点は全くなかったのか…。小さい取引(個人)でも、ありますか。
[2017/10/12 09:09] URL | #- [ 編集 ]


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